みなさん、こんにちは。えすえいちです。
我が家は太陽光パネルを屋根に設置しています。
昨今の電気代高騰を受けて太陽光パネルの設置に対する賛否の意見をネット上でも目にします。
えすえいち宅は2020年9月の新築と同時に太陽光パネルを設置していますが、どんな太陽光パネルなのか?設置の動機は?などなど書いていきたいと思います^^
我が家の太陽光パネルのメーカー、仕様などについて
我が家の太陽光パネルですが、以下のモノになります。
メーカー:シャープ
形名:NQ-225AG
モジュール変換効率:19.5%
公称最大出力:225W
公称最大出力動作電圧:24.20V
公称最大出力動作電流:9.30A
公称開放電圧:28.48V
公称短絡電流:9.95A
外形寸法(長さ×幅×厚み):1165×990×46mm
質量:14.5kg
パワーコンディショナ:JH-45HB3
※シャープのホームページに掲載のデータを抜粋しています。
細かい情報も載せましたが、気になる方はシャープのホームページより確認してみてください^^
太陽光パネルの搭載枚数は、40枚のため 225W × 40枚 = 9000W となり、総出力は9.0kWになります。
太陽光パネルの設置状況(方角や屋根の角度)
我が家の太陽光パネルですが屋根に設置しているため、屋根の方角が太陽光パネルの設置した方角になるのですが、ほぼ真南です!
太陽光パネルの発電量は設置した方角の影響を大きく受け、南の方向に設置するのが一番効率が良くなります。我が家は土地の状況もありたまたま運良くほぼ真南に設置できましたね^^
また、屋根の角度(屋根勾配)ですが8寸勾配です。角度で表すと約38.7°になります。
担当して頂いたハウスメーカの営業さんの情報だと、多く採用される屋根の勾配は2寸(約11.3°)~4寸(約21.8°)とのことなので、我が家はかなり急勾配の屋根になりますね。
ちなみに屋根勾配に関しては、もともと大屋根(急勾配)を採用したかったため太陽光パネルの設置は意識して8寸勾配を採用した訳ではありません。
急勾配になると太陽高度が低い冬の季節の発電量が大きくなる傾向で、反対に緩勾配だと太陽高度の高い夏の季節の発電量が大きくなる傾向になります。我が家は8寸勾配(約38.7°)なので、春分・秋分のタイミングが一番発電に有利な太陽高度になりますね。
また、先ほど記載した通り2寸(約11.3°)~4寸(約21.8°)の屋根勾配の採用率が高いことから、多くの家は夏場に有利な設置角度となるようですね^^
太陽光パネルの設置費用は300万!!
さて、太陽光パネルの設置費用ですが、、、300万円でした!!高いですね。。。
※300万は住宅ローンでの支払いになるため、金利を計算すると約340万ですね(汗
本来であれば175万円ほどで済む予定だったのですが、、、後述するオプションの採用によりプラス125万円となってしまいました。。。ですが、えすえいち的にはプラス125万円を払ってでもオプションを採用することにしました。それは雨漏りのリスクを少しでも低減したかったからです。
太陽光パネル設置費用の増額理由その①:スレート瓦屋根からガルバリム鋼板屋根への変更
我が家の屋根ですが、標準仕様だと「スレート瓦」という屋根材となります。
スレート瓦ですがこんな感じのイメージで、結構採用している家も多いと感じますね。
※画像はphotoACのフリー写真画像です
ですが、我が家はオプション仕様にして「ガルバリウム鋼板」の屋根材にしました。
ガルバリウム鋼板の屋根はこんな感じのイメージです。
※画像はphotoACのフリー写真画像です
太陽光パネル設置費用の増額理由その②:屋根に穴を空けないキャッチ工法の採用
太陽光パネル設置費用の増額理由その①で書きました通り、我が家はガルバリウム鋼板の屋根を採用しています。この屋根を採用した理由ですが、「穴を空けないキャッチ工法」という工法で太陽光パネルを屋根に設置したかったからです。
スレート瓦の場合、太陽光パネルを固定するための金具をスレート瓦ごと穴を空けて屋根に設置します。その際、穴にはコーキングをするため雨漏りの心配は無い。。。とのことですが、えすえいち的にはちょっと屋根そのものに穴を空けることに抵抗がありました。
ガルバリウム鋼板の場合、屋根に穴を空けずに金具を設置する工法があるためそちらを採用することにしました。
太陽光パネルを設置した動機は?
そんなこんなで、300万円を掛けてまでなぜ太陽光パネルを設置したのか?ですが、
発電という機構そのものに関して興味があったからと、
LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅として補助金が125万円貰えるからです!
実はマイホームを検討し始めた当初は太陽光パネルを設置するつもりはありませんでした。
ですが、えすえいちの大学時代の研究テーマが発電に関するテーマということもあり、太陽光パネルに限らず発電に少なからず興味がありました。
いざ、マイホームを検討し始めて色々と情報を集めてみると太陽光発電について
設置した方が利益が出る!
という意見もあれば、
パワーコンディショナーの更新や太陽光パネルの廃棄費用を含めると利益は出ない!
という意見もありました。
えすえいち的にも、設置した方が利益になるのかどうかは今でも分かっていませんね。。。
マイホームの検討を進める中で、人生一度のマイホームだし利益は考えず興味のある太陽光パネルを設置してみても良いかもな~~~と、考えが変わり始めていた段階でハウスメーカーさんから「えすえいちさんの住宅であればLCCM補助金の対象になりますよ!」という話を聞きました。
LCCMとはライフ・サイクル・カーボン・マイナスの頭文字をとった略語のようで、
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)よりさらに省CO2化を進めた先導的な脱炭素化住宅で、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにする住宅です。
出典:国土交通省のホームページより
URL:https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001157.html
だそうです!
我が家の場合はこのLCCM補助金が125万円でるらしく、この補助金を貰うためには太陽光パネルを9.0kW設置することが条件の1つにありました。
えすえいちはこれを聞いて「設置します!!」となりましたwww
おわりに:太陽光パネルの設置の前にまずは高断熱・高気密にしよう!
さて、今回はえすえいち宅の太陽光パネルについてでしたが、参考に、、、なったかな?
なお、太陽光パネルの設置を「する or しない」 について、えすえいち的にはどちらかをオススメすることはしません。というか出来ません!
ですが、ひとつ言えることは「太陽光パネルの検討よりも優先するのは家の高断熱・高気密」です!
太陽光パネルについては、後から設置することも可能ですが、家の高断熱・高気密は後からのリフォームが困難だとえすえいち的には思っています。
太陽光パネルと高断熱・高気密のどちらか1つを採用する予算しか無い!という場合は「高断熱・高気密」の採用をオススメします。
それでは!今回はこの辺で失礼します^^
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